平成31年度全国学力・学習状況調査結果についてお伝えいたします。
4月18日に6年生を対象に行われた「全国学力・学習状況調査」の結果とそれをもとにした学力向上の取り組み及び保護者・地域のみなさまへのお願いをまとめました。今後も地域一体となって学力の向上に努めていきたいと思います。さらなるご協力,ご指導をよろしくお願いいたします。
南相馬市立小高・福浦・金房・鳩原小学校
平成31年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査結果について
1 実施日 平成31年 4月18日(木)
2 調査対象 第6学年児童11名
3 調査内容
(1)教科に関する調査(国語、算数)
①身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能等
②知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力等に関わる内容
上記①と②を一体的に問う。
(2)生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査
4 調査結果
(1)教科に関する調査
国語は、全国平均を上回りました。
算数は、おおむね全国平均と同程度でした。
(2)児童質問紙調査
成果が見られた項目
○先生は、授業やテストで間違えたところや、理解していないところについて、分かるまで教えてくれていると思いますか。
○算数の授業で問題を解くとき、もっと簡単に解く方法がないか考えますか。
課題が見られた項目
●今住んでいる地域の行事に参加していますか。
●新聞を読んでいますか。
5 学力向上の取り組み
今回の調査結果では、おおむね全国平均と同程度または上回る状況でした。しかし、詳しく分析すると、国語では「目的に応じて工夫して話すこと」「漢字(同音意義)の定着」に課題があり、算数では「計算のきまり(性質)を活用して工夫して解くこと」に課題が見られました。本校では今後、次の点について重点的に取り組んでいきます。
・話し合いの視点(何をどのように工夫すればよいのかなど)を明確にした、学び合いの授業を設定する。
・日常的に新聞に親しめるような環境作りと、スピーチや作文における新聞の活用を図る。
・授業と家庭学習の連動による基礎・基本の定着を図る。
・特別の教科道徳の中で「郷土愛」を育み、地域に対する関心を高めるとともに、自尊心を高める機会とする。
6 保護者・地域の皆様へ
児童の学習環境・生活環境づくりについて、次の点で家庭や地域の方々のご協力をお願いいたします。
○家庭学習について
・「家庭学習強化週間」を中心とした、個人の目標に向けた頑張りに対して積極的に称賛してください。
○家庭での生活について
・新聞や情報誌など活字のある資料を話題とした家族の会話を積極的に行ってください。
・地域行事への参加等、多くの人とのふれあいができるようご協力をお願いいたします。
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